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Clarietta Rag / Kevin Ayers

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音楽って、やっぱり演奏しているほうも、聴いているほうも楽しいのが一番だと思うんです。仮に、それがライブだろうと、CDやレコードだろうとね。

っと、言うわけで、最高に楽しくなる音楽が今日の曲なんです。

ジャケットやアルバムタイトルでもわかるとおり、アルバム全編がまさに子供のおもちゃ箱をひっくり返したような、とても楽しく、アイディアいっぱいのつくりなんですが、特にこの曲が私は好きなんです。

もともとソフトマシーン出身のケヴィンだけあって、メロディーはカンタベリー色が強く、演奏もしかり。でもね、そこらのカンタベリーバンドでは持ち得ない、楽しい雰囲気がこの曲からは溢れているんです。

リラックスしたケヴィンが、本当に楽しそうに曲を作り上げているのが見えるぐらい。それは、エレピの弾み方やファズ・ギターの奏でるメロディーでも明らかです。

秋の夜長、たまにはこんな一風変わったリラックスミュージックはいかがですか?

≪From アルバム『おもちゃの歓び』≫

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Flame Out / Menphis Horns

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いつの間にやら、すっかりと秋の涼しさを感じる夜が増えてきました。こんな秋の夜長にはファンキーな音楽にしたりたい、ってことで、今日の曲はこのメンフィスホーンズのアルバムから。

彼らは全盛期のスタックスソウルを支えた、かの「MAR-KEYS」をルーツとする二人組みで、さまざまなミュージシャンのセッションでその名前を目にすることができます。

なんせ、私もつい先日、某中古CDショップでこのアルバムに出会うまでは、自身名義のアルバムがあるなんて知らなかったですから。

っで、アルバムのタイトル曲でもあるこの曲ですが、最高にファンキーでカッコイイですわ。80年代フュージョンの香りが残るベースから始まり、やや歪んだコンプがかったギターが絡んでくるあたり、もろに私のツボでした。

もちろん、かれらのプレイも素晴らしくて、メロディを抑えつつも、一歩引くところは徹底的に引いて、バンドとしてのアンサンブルに重点を置いているようなプレースタイルは私の憧れでもあります。

「だれもが自然に腰でリズムを取りたくなるような音楽」
ファンクの原点って簡単にいってしまえばこういった感じだと思うのだけれど、それが見事に具現化されているような印象を受けました。

いつかこんなプレイをしてみたいものだと、ビールを片手に物思いにふける夜長です・・・。

≪From アルバム『Flame Out』≫

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哀しみのミュージシャン / Albert Hammond

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私は、カルフォルニアはおろかアメリカにさえ行ったことがないのですが、「彼の地の乾いた空気ってこんな感じなのかなぁ」ってたまに感じることがあるのです。

このアルバムもそんな気持ちを抱かせてくれる1枚。

この曲は、LPでは、A面最後の曲。
静かに始まる曲だけれど、ミドルテンポで徐々に盛り上がっていく展開が素敵な曲です。

まずは、なんとも乾いたアコースティックギターの音色がとても耳についてしまう。これは70年代のウエストコースト関連の音源全体にいえるかもしれないけれど、アコギの音色がそのままハイハットのような役割を担っているんだよね。

そして、重たいリズム隊。これがとってもグルービーで、安定していて、その上を泳ぐスライドギターもとっても心地よくなっちゃいます。

もちろん彼の歌も結構ツボです。
決して声の太いほうではないけれど、当時のSSWと同様、優しい声で語りかけてくるよう。サビではダブルトラックとハモリでさらにドライな印象を与えてくれます。

日本ではまだまだ湿っぽい季節だけれど、きっと彼の地ではカラッと乾いた夏なんだろうなぁっと、今日も思いをめぐらせたわけです。

≪From アルバム『カリフォルニアの青い空』≫

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Let's Get Lifted / John Legend

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初めて彼の音楽を聴いたときの感想は、「なんて引き出しの多い人なんだろう」っと。とにかく、それ以前のソウル・ミュージックを凝縮したような豊かな音楽性に感動しました。

そして、今日はそのきっかけとなったファーストアルバムから。

この曲は、アルバムの2曲目(だけど、実質1曲目かな)なんですがなんともニュー・ソウルなムードが素敵なのです。

印象的なギターリフ、とそれを元に展開してくメロディー、さらにそのボーカルに呼応するようなピアノ。それらのそれぞれが音数少なく、独特な雰囲気を持っていて楽曲を構成しています。

曲の展開の仕方だけならばスティービー・ワンダーを彷彿させ、アレンジではダニー・ハサウェイあたりを参考にしているようですが、これがかなり完璧に近い形ではまっています。

ただ、ひとつ違うのは、彼の音楽が懐古主義ではなく、最近のテクノロジーも積極的に活用しているところ。この曲も恐らくドラムはプログラミングされたもの。だけど、それを微塵も感じさせないほど全体の雰囲気は生々しいのです。逆に、そういったリズムの音をいれることでヒップな感覚を取り入れることに成功しているような感じさえ受けます。

彼の曲には「○○っぽい」なんていう例えがよく使われるみたいだけれど、彼は多くの音楽的なルーツを持っていて、それを場面ごとに上手く引き出しているんじゃないかなぁ。

とにかく、往年のソウルミュージックのファンには一度聴いてみてもらいたいです。この感覚、きっとハマるとなかなか抜け出せませんよ!!

≪From アルバム『Get Lifted』≫

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What a Shame / FOGHAT

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ロックには音楽的な聴かせる要素とエンタテイメント的な楽しませる要素が同居していると思うのだけれど、このバンドの音楽は間違えなくその後者の方を突き詰めた感じ。

なぜか、リアルタイム世代以外にはあまり支持されていない様で、私メもつい最近中古CDで手に入れてから目覚めてしまいました。

そして、今日はこの曲です。

彼らの音楽は、一般には『ハード・ブギ』って言われていて、ルーズな部分もありながら部分的にはハイテクニックで、且つ重厚な音づくりで迫力もある。そう、典型的な70年代アメリカンロック的なんですが、実はイギリス人だそうです。きっと、パブロックなんかと呼応する動きだったんだと思います(あくまで私の推測ですが)。

この曲にも、乾いたギターのリフ、ドラムより大きいパーカッションの音、ベースとシンクロするリズムギターなど、そんなルーズなロックンロールの魅力がたっぷ詰まっています。

でも、一番の利き所はギターソロかなぁ。
特に難しいフレーズでもないけれど、2本のギターで交互にソロを取るとそれぞれの個性がくっきりわかってとても面白い!!

ロックがもともと備えている大衆音楽としての魅力。
フォガットって、そんな魅力を私に改めて示してくれるバンドでした(笑)。

≪From アルバム『The Best of Foghat Vol. 2』≫

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